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 CULTURE 

フランスの文化や風俗に関する本

入門を終えたら博物誌で学ぶフランス語カジュアル表現

入門を終えたら博物誌で学ぶフランス語カジュアル表現―NHKラジオフランス語講座 (CDブック)入門を終えたら博物誌で学ぶフランス語カジュアル表現―NHKラジオフランス語講座 (CDブック)
澤田 直 リリアンヌ・ラタンジオ

日本放送出版協会 2007-02
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ずっと買っていなかったNHKラジオフランス語講座のテクストを
十数年ぶりに本屋さんで立ち読みして、すごく気になっていたのが
花や果物・動物などにまつわるフランス語のコーナーでした。
それが1冊の本になったのが今日ご紹介する
『博物誌で学ぶフランス語カジュアル表現』です。

この本は名前の通り、ひと通りのフランス語学習が終わって、
一歩ふみこんだ表現を学びたいひとや
フランスの文化や生活に根付いたいいまわしやことわざなど
ことばの概念から知りたいひとにとってもオススメです。


わたしたちにとっても身近な動物や植物にテーマが絞られていて
一般の表現辞典やことわざ辞典よりとっても読みやすく、
どんな動物のどの特性がなにを象徴するのかなどつかんでおくと
未知の表現などに出会ったときにも、どんな意味をふくむのか
想像しやすく理解しやすいのではないかしら。


構成はおおきく動物と植物の2編に分かれていて
まずは動物、そしてけもの、そこからロバやウサギ、
牛や豚・ニワトリ・・・というように、ことわざや寓話に
よく登場するような代表的な動物たちについての表現などを
1章につきだいたい6〜8ページにわたって紹介しています。

まずは大ざっぱなとらえられ方。
雑学や文化・ひとびとの生活などをふまえて
そこから広がっていくさまざまな表現が紹介されています。

そして、たとえば鳥の章なら鳥のイラストがあって
「くちばし・つばさ・羽根・あし」などの部位をあらわす単語を
覚えることができます。

それから「表現」ではテーマになったものの登場する
慣用表現・比喩などが簡潔に、
「関連語」ではその動物の語源や鳴き声・生態などからの
関連語や派生語が用語集のような感じでまとめられています。

つぎの「例文」コーナーでは、
出てきた表現を実際につかったふたこと会話で
ふだんの生活でどんなふうに用いられるのか
具体的に分かるようになっています。


ページをめくると、その章の動物(植物)が登場することわざが
紹介されていて、由来や比喩の説明、類似したことわざなど
ちょっとしたウンチクが書かれています。

そして最後に練習問題。
その章でおぼえた慣用表現などについて
フランス語での質問に4択で答えていきます。


それぞれのページにある豆知識は、
各章のテーマが語源になった人名やことば、
紋章の由来や文化・習慣やお料理についてのおもしろい雑学が
みじかく紹介されています。

動物の鳴き声のページや花言葉をまとめたものなども。


フランス人との会話で彼らの文化や日常を共有したい、
ことばや表現の奥に流れている風習や概念を知って
フランス語を身近に感じたいというかたにはとってもオススメの1冊です♪

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つばめが一羽でプランタン?

つばめが一羽でプランタン?―みちくさのフランス語つばめが一羽でプランタン?―みちくさのフランス語
飛幡 祐規

白水社 2002-07
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前著の『「とってもジュテーム」にご用心!』はすごくおもしろくて
(というよりは庶民的だったので、同感できる部分が多かった?)
スラスラと読めたのだけど、こっちは内容はその続編でありつつ、
話の内容が政治に経済、エリートフランス人たちとの会話など、
ちょっとこ難しい部分が多くて、何度かくじけそうになりました。

だから、興味深くてためになることは変わりないのだけど、
個人的には星4つ。

でもでも、フランスの現状を知りたい方には
ほんとにオススメの本です!

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「とってもジュテーム」にご用心!

「とってもジュテーム」にご用心!―ふだん着のフランス語「とってもジュテーム」にご用心!―ふだん着のフランス語
飛幡 祐規

晶文社 1998-05
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一気に読んでしまいました。
仲間とのやりとりや生活の中で飛び交うエスプリの効いた表現、
なるほどーってうなずいてしまう、
フランスの人々の人間味あふれる感情。

喜び、楽しみ、哀しみ、諦め・・・すごく人情がこもってる、
と思えば、次の瞬間には「わたしの知ったこっちゃない」!!


この本を読めば、彼らのことちょっとづつ理解できるはず。
いろいろな表現も紹介されているし(しかも原文つき!)、
数々のエピソードもおかしくて、デザインもかわいくて、
とっても勉強になる、文句なしに五つ星の本です!

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パリの赤ちゃん

パリの赤ちゃんパリの赤ちゃん
エディシォン・ドゥ・パリ

エディシォンドゥパリ 2004-08
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確かにかわいかったけど、
もう少し赤ちゃんとママが接している場面が見たかったな、
というのが本音です。

これは主に、
『「パリの赤ちゃん」の住むお部屋とインテリア』の本ですね。

中には誰もいないお部屋の写真と、
インテリアの説明だけのページがあったり。

出てくるのは、いろいろアート関係なんかで
活躍しているご両親の赤ちゃんばかり。

そりゃ、お部屋や雑貨、お洋服が
スタイリッシュなのは当たり前でしょう。

でもそれは、赤ちゃんたちの本当に望むものかどうかは
疑問で、ご両親のセンスの問題です。

もっと一般的な赤ちゃんの暮らしぶりとかが知りたかったです。
いくつかのコラムは興味深かったですが・・・


読者をよろこばせるオシャレな本を作るには、
きれいな写真、かわいい雑貨が選ばれるのは当然ですが、
そんな本はいくらでもありますよね。

「パリの赤ちゃんとママ(パパ)の関係」ひいては
「パリの赤ちゃんはどんなふうに育っているのか」について
興味があった私には、ちょっと不満が残ったかな。


でもまあ、あんな素敵なお部屋でかわいいもの、
いいものを毎日目にしながら育っていく赤ちゃんたちは、
感性もすごいものになっていくんだろうな、
とうらやましく思いました。

インテリアや雑貨の選び方をお手本にするならいいかも知れません。

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パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記

パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)
田丸 公美子

文藝春秋 2004-09
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通訳奮闘記というサブ・タイトルにつられて、
フランス語専攻なのについ買ってしまいました。

とにかく、すっごく面白いです。彼女の天性の機知、
経験によるピンチを切り抜る技にはただただ脱帽します。

読んでいるだけで凍り付いてしまうような修羅場も、
ものすごい柔軟さとヴァイタリティでしのいでいる。
それを飄々とシャレにしてしまっている精神力もすごい。

難しい言葉も結構でてくるし、
他の人が書いたらただの自慢話になってしまうような
エピソードも、彼女の抜群のユーモアと
全く押し付けがましくない言葉の選び方で、
本当に面白く勇気を与えてくれるものになっています。
一流っていうのはこういう人のことを言うんだろうな。

興味があった同時通訳の裏話も、面白いですね。
イタリア語専攻じゃなくても、他国語を学ぶ人たち、
仕事にする人たちは絶対楽しく読めると思います。

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日本絵とき事典 < 12 >[生活編]

今日は、前回ご紹介した本の[生活編]です。
日本での暮らしをフランス語で説明するのに、大変役立つ本です。

VIE AU JAPON(仏語/生活編) 日本絵とき事典VIE AU JAPON(仏語/生活編) 日本絵とき事典

JTB 1999-01
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内容(「BOOK」データベースより)
日本で暮らすためのガイダンス、絵で知る日本の現代文化、
日本人の生活様式を紹介した、フランス語版絵とき事典。
*****

内容は[文化・風俗編]と少し似ている部分もあるのですが、
こちらのほうは、日本に住むフランス人に日本の生活習慣や
行事・風俗を通して、日本においてどのように暮らすのがいいか、
というガイドブックになるかと思います。

日常生活の様式から、パチンコなどの風俗、冠婚葬祭にいたるまで、
イラスト付きでフランス語で説明されているので、
フランス語で生活習慣の違いなどを語る際にも役立つと思います。

日本独特の風俗を、フランス語でどう表現するのか、
という勉強にもなりますし、日本に興味のあるフランス人に
プレゼントしても大変喜ばれました。

REGARD SUR LE JAPON(仏語/文化・風俗編) 日本絵とき事典REGARD SUR LE JAPON(仏語/文化・風俗編) 日本絵とき事典

JTB 1985-10
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日本絵とき事典 < 11 >[文化・風俗編]

今日は、フランコフォンのともだちに、
日本の文化を紹介するのにとっても役立つ本をご紹介します。

REGARD SUR LE JAPON(仏語/文化・風俗編) 日本絵とき事典REGARD SUR LE JAPON(仏語/文化・風俗編) 日本絵とき事典

JTB 1985-10
売り上げランキング : 171488
おすすめ平均

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内容(「BOOK」データベースより)
日本の文化を紹介する、フランス語版絵とき事典。
本文はフランス語。アルファベット順の索引付き。
*****

このシリーズは、JTB から出ている
「外国人に日本を紹介しよう」という目的のもので、
全17巻中(わたしの知る限り)英文のものがほとんどで、
仏文のものは今回ご紹介する[文化・風俗編]と、
あとは[生活編]の2巻だけです。

両方プレゼント用に買ったのですが、中をみた際に、
こちらのほうが、フランスに住むフランス人に
日本の習慣や年中行事を紹介するのには適しているな、
と思い、自分用にこれを買いました。


日本建築から始まって、神社や寺、祭り、
大晦日や正月などの行事と風習、
浮世絵や枯山水などの日本文化、
日本食、温泉に駅弁と、
46ある項目はかなり充実した内容。

ポケットサイズで、ひとつの項目をとても簡潔に
説明しているので、これ1冊である程度の日本の文化を
紹介するには十分です。

日本での暮らしぶりを紹介するなら
[生活編]のほうがいいでしょう。
在日フランス人にも役に立つと思います。


日本古来のものを、フランス語でどう表現するのか、
という勉強にもなるので、ぜひ持っておきたい1冊です。

VIE AU JAPON(仏語/生活編) 日本絵とき事典VIE AU JAPON(仏語/生活編) 日本絵とき事典

JTB 1999-01
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フランス歳時記―生活風景12か月

今日12月13日は聖女ルキアの日。
フランス語で「リュシー」、イタリア語で「ルチア」。
彼女は目と光の守護聖女で、
盲人、眼科医、ガラスやランプの製造業者、
それにヴェネツィアの守護聖女だそう。
(ということは、ヴェネツィアン・グラスと関係あり?)

イタリアに「サンタ=ルチア」という名前の教会や町が
多いのも、彼女の名前からきているそうです。


今日は、つい最近読んだ、
鹿島氏のフランスに関する本をご紹介します。

以前ちょっとだけ触れた、
守護聖人のお話が月ごとに登場します。

フランス歳時記―生活風景12か月 (中公新書)フランス歳時記―生活風景12か月 (中公新書)
鹿島 茂

中央公論新社 2002-03
売り上げランキング : 42561
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この本では12か月それぞれの、パリの風物詩、
その月の主な守護聖人・聖女に関するエピソードや
救難分野の紹介、むかしの農民たちがその年の
収穫の安否を気にしながら言い伝えてきた農事暦
(その季節の気候と作物の関係に関することわざのようなもの)
から、その月にまつわる文化人の紹介まで、
これを読めば1年をとおしてのフランス人の
暮らしぶりや気質がある程度理解できます。


特に、宗教や守護聖人の話は大変興味深いです。
絵画の背景や教会・パリの通りの名前、
フランス人に多い名前がわかったり。

それに、昔のことわざなどには、時期をあらわすのに
「聖誰XXの日から聖○○の日まで」なんてのが多いらしく、
守護聖人を知っておくことはフランス文化の理解に
重要な役割を果たすようです。


無宗教のわたしにとっては、この本のおかげで
謝肉祭や復活祭などの背景がすんなり理解できました。

ユニークで案外現代的で合理的な
守護聖人の救難分野を読んで、1年365日全員の
守護聖人のエピソードが知りたくなりました。

次に読むのは、同氏著のバースデイ・セイントかな。

バースデイ・セイントバースデイ・セイント
鹿島 茂

飛鳥新社 2000-12
売り上げランキング : 411641
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